ウエーブをつくる河川工事が終了しました!

NEWS

河川内を着手できるのはたったの4日間。その4日で仮仕切り→整地→撤去を行う難工事が無事に終了しました。関係及びご協力いただいた皆様、ご寄付やご支援をくださった皆様、ご理解いただいた地域の皆様、事例のない工事にご理解と許可をくださった行政の皆様、そしてこの難工事を引き受けてくださった業者の方々、本当にありがとうございました。

ダイジェストではありますが、ここに工事のご報告をいたします。今後とも引き続きご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

仮締め切り工事

下流側から上流側を望む写真です。二筋ある川のうち左が九頭竜川本川、右が関西電力市荒川発電所からの放流水路。白く波立っているところにブロックを入れるために一旦放流水路を締め切って放流水をの水を抜きます。

排水工事

右手が上流、左手が下流です。仮締め切り工事が終わった状況の写真です。この状態からポンプで水を抜きます。発電所からの放流水がわずかながらあることに加え、九頭竜川本川の水が仮締め切りの土砂の間から染み出して来て工事は困難を極めました。

ブロック設置工事

右手が上流、左手が下流です。ポンプ設置数を計画よりも多くしたものの排水に時間を要しました。発電所の定期点検の期間中に工事を終わらせなければならず、ブロック設置は深夜に及びました。中央の青い服の人が立っているところがブロックです。

ブロック設置完了

右手が上流、左手が下流です。右手から流れてきた放流水が段差を落ちてブロックにぶつかり、段差とブロックの間にウェーブ(水面の波)やホール(滝壺)ができれば成功です。この状況から仮締め切りを撤去すればとりあえず工事は完了です。

仮締切り工の撤去

右手が上流、左手が下流です。仮締め切り撤去後、放流水もほぼ定常レベルに水嵩が増え、九頭竜川本川とも合流しました。その結果、思い描いていたようなウェーブが立ちました!!

テストライド→竣工

2018年ワールドカップ4位、永平寺町在住の松永和也選手にテストライドを行ってもらいました。その結果、十分競技に耐えうる施設ができたことが確認できました。写真は、フリースタイルカヤックの代表的な大技「エアーループ」(宙返り)をキメる松永選手。これでようやく、無事竣工となりました!!

今後は、今春ごろのオープン(予定)に向けて準備を進めていきます。世界中のフリースタイルカヤッカーの皆さん、ぜひご期待ください!!!
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